２ちゃんねる創設者 ひろゆき こと 西村博之氏の思考に迫った本です。
この本の目的はたった一つで
序章には
死ぬまでの「幸せの総量」を増やすためだ。
と書かれてます。
まさにこの言葉の通り、この本を読んであなたの幸せの総量が増えてくれればいいなと思って紹介してます。あなたの今後の人生が少しでのラクで楽しくなることを願ってますのでぜひ読んで見てください。
「幸せの総量」が増える訳
- 筆者であるひろゆきさんは、「ラクに楽しくいきることを極め続けた仙人」みたいなひとだから、その考え方が詰まった本をしっかりよんで取り入れることでその境地に少しでも近づくことができるからです。
- この本、このタイトルが気になったってことは、心のどこかで努力をひたすら続けることに不満を抱いていて、それを解決したいと考えているからです。（さすがのキャッチコピー）
本書の内容紹介
本書にも書かれてますが、ひろゆきさんは
お金を使わない方法、らくに大学に行く方法、ちゃんと寝て実力を発揮する方法、不労所得を作ることこれらをひたすら考えた結果、たまたま今がある感じです。（詳しい内容は本書で）
そんな仙人の考えが詰まった本書からどんな場面にも応用できる考え方を絞りに絞って２つ紹介します。（絞りすぎ）
努力について
世の中
頑張ったらどうにかなること
頑張ってもどうしようもないこと
この２つにわけることができると思います。
時間が有限な私達は「頑張ったらどうにかなること」に焦点をあてて努力をしていくことが大事です。
本書ではこう書かれています。
努力か、遺伝子か、環境か、どれか１つが１００％ということはあり得ない。
〜途中省略〜
遺伝子や環境がどうだったのか。 一歩引いてみて、自分だけのせいにせず、「１％の努力」で変えられる部分はどこなのかを考えてみるのだ。
当たり前ですが、深いですよね。同じような言葉はいろんな本に書かれています。
あなたがなにかを目指すときに、実際にやってみるのは大事ですが、途中振り返り「他の人より少ない労力で結果が出せることができているか」と思考を巡らせることはやめてはいけないです。
そのために思考する努力そのものが「１％の努力」に直結する努力だとおもってます。
世の中すべて「ネタ」説
本書の終わり終わりの方で述べられています。
世の中すべて「ネタ」だということ。 受験がうまくいかなくても、就職が決まらなくても、事業で失敗しても、お金がなくなっても、家で友達と酒を飲みながら自虐を言えば、ゲラゲラ笑ってくれる。 それに代わる人生の楽しみが他にあるだろうか。
出典：１％の努力
世の中にゴミのように人がいて、誰しももれなくその一つです。
しかしそれぞれに、いろんな考えや世界や大事なものがあります。
複雑な世界や難解な数式
訳のわからんビジネススキルの身につけ方
稼ぎ方
人付き合いの方法
無限にあり
怒られることや失敗することやムカつくことが無限にありますが
最終的に全ては親しい人と笑い合いながら
「あんなことあったよね〰」
なんて語り合うことができればなんだっていいってことです。
つまり起こること全てに「ネタに変換しようとする思考の癖」的なものを身につけておけば
「楽しいことはそのまま楽しくより鮮明に」
「辛いことはネタになるので面白い事象に変換」
これをやりながら人生楽しく過ごし続けることができるわけです。
こんなに簡単にどんな場面でも使える最強戦術ありませんね。
感想
私が思うにひろゆきさんは、極限まで自分が楽しく生きる方法を試行錯誤して体現している人です。
将来の不安や心配が消えない現代日本において「とにかく楽しく生きる」といった考え方を提供してくれる。
先行きが見えない社会において、将来の不安への備えとして 貯金・スキルアップ・自己投資・副業・金融投資など多くの行動が必要な（とされる）現代社会。
しかし
その漠然とした「将来の不安」ってどこからキマスの？
老後２０００万円問題はそもそもみんなに当てはまるものかね？
誰がきめたのだろうか？前提条件はなんだろうか？
裕福ってなんですの？
ねえお父さん、「幸せな人生ってナニ？」
漠然とした不安や疑問が湧き上がって来るのは仕方ない。
そもそもこんな疑問に正解なんてない
「自分で考えて、それなりに楽しく生きて、自然に死んでいけばいいんじゃないの？」
こんな感覚で日々楽しく生きていけば楽しいことは間違いないだろうなっと思った次第です。
皆さんも気が向いたら読んでみてください。
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