この記事の内容
- kindle unlimitedの基本情報
- kindle unlimitedのいいところ
- kindle unlimitedのわるいところ
- kindle unlimitedを最大限有効活用する方法
この記事を読めば
- kindle unlimitedをお得に使う考え方
- 読み放題のメリットを最大限活かす考え方
- 惰性でサブスクリプションを使い続けない考え方
なんかが身につきます。
kindle unlimitedだけでなく、サブスクリプション全般に適用できる考え方ですので、ぜひ、参考にしてください。
kindle unlimited(キンドルアンリミテッド)を有効活用する方法
kindle unlimitedのいいところ
kindle unlimitedを利用するなら、良いところをしっかりと理解しておくことが大事です。
良いところを3つ挙げるとこんな感じです。
- 大量かつ多様な本が読み放題
- いつでもどこでも読める
- 本を読む習慣が身につく
順に解説していきます。
大量かつ多様な本が読み放題
kindle unlimitedの最大のメリットのひとつは
「様々なジャンルの大量の本が読み放題なこと」
シンプルにこれに尽きます。
常に50万冊以上の本を、好きなときに読むことができます。
月々980円で、こんなに多くの本を好きなだけ読めるのはこの時代に生まれた恩恵と言っても過言ではないでしょう。
いつでも、どこでも本が読める
kindle unlimitedなら「好きなときに、好きな場所で」本を読むことができます。
- ダウンロードしておけばオフラインでも読める
- 複数端末で共有可能(タブレット、スマホ、PC)
この2つの特長が「好きなときに、好きな場所で」を加速してくれます。
スマホやタブレットは誰しもひとつは持ってる時代です。バッテリーが許すかぎり、どんな場所でもどんなときでも本を読むことができます。
本を読む習慣が身につく
「本を読む習慣が身につくこと」
これもkindle unlimitedを利用する大きなメリットのひとつです。
kindle unlimitedは月々の料金を支払う必要があるので
「もったいない!元をとらなければ!!」
という心理が働いて、意識的に月々1〜2冊の本を読むようになります。
みなさんも、学生のときは「読書感想文」や「朝読書」など、何かしらの理由で強制的に本を読まされていたはずです。(教科書や参考書も読みますし、、、)
しかし社会人になると、自分で意識的に読まない限り、誰も「本を読む習慣」を与えてくれません。
kindle unlimitedに限らず、読書系のサブスクリプションに登録すると「もったいない」という不純な動機かもしれませんが、「本を読む習慣」が身につきます。
読むジャンルにもよりますが、「本を読む習慣」が身についていれば
- 語彙力が上がる
- 文章力が向上する
- 想像力が向上する
- 新しい価値観が得られる
- ストレス解消になる
こんな効果が期待できます。
kindle unlimitedを利用して、「本を読む習慣」を身につけましょう!
kindle unlimitedのわるいところ
kindle unlimitedを利用するなら、悪いところをしっかり理解しておきましょう。
わるいところはズバリこんな感じです。
- 読みたい本がたくさんありすぎる
- 利用する際の制限がある
- 忙しくて読めないときは、お金の無駄
- 結果的に本を買うことになる
- 解約しづらい
3年間使い続けた私のリアルな実感です。順に解説していきます。
読みたい本がたくさんありすぎる
「読みたい本がありすぎて、困ってしまう」
これが、kindle unlimitedのメリットの裏にあるデメリットです。
(どんなときも、メリットとデメリットは表裏一体です)
kindle unlimitedでは常に数十万冊の本が読み放題です。
話題の新書やタイトルだけでも気になる本など、数え切れません。
そしてアナタの読書履歴から、あなたの好みに合わせておすすめの本を紹介してくれます。
サービスが充実してるのは良いことですが、常に気になるタイトルの本をおすすめされ続けます。
「読みたい本が増えては、読み消えずに忘れていってしまう」
といった感覚は正直、ちょっとだけ疲れます。
これが大量の本にいつでもアクセスできることのデメリットです。
利用する際の制限がある
利用する際にいくつか制限があるのも、kindle unlimitedのデメリットです。
私が感じた主なデメリットは
- ダウンロードできるのは20冊まで
- 同時に並行して読めるのは20冊まで
- 10冊→20冊にアップグレードしましたが、いくらあってもいいです(笑)
- 読書履歴が共有される
- 読書履歴と読書中の本が共有されます
- 家族や恋人と共有するとなると、ちょっとunlimited感が薄れます(笑)
- 完全に一人で利用する場合には問題になりません
- 当然、読めない本もある
- 当然、読めない本もたくさんあります
- そんな本もおすすめに上がってくると気になります
- 「漫画」なんかは、最初の1〜2冊だけ読めるとか多いです
- 気になって眠れないです(笑)
忙しくて読めないときは、お金の無駄
当然ですが、本を全く読まなかった月は980円が無駄になります。
忙しかったり、単純に別のなにかにハマったりして、「全く本を読まない月」や「読んでも一冊くらいの月は」年に2回くらいあったりします。
そんなときには、元が取れないし、月額払った料金が無駄になります。
わざわざ言わなくてもわかるようなデメリットですが
「使わなくても、料金が発生します」
これは、サブスクリプション全般のデメリットです。
大事なことなのでもう一度書きます。
「使わなくても料金が発生します」
kindle unlimitedに限らず、何かしらのサブスクリプションに利用するときには
「使わなくても料金が発生します」
このことを頭に叩き込んで、有効に活用できるようにしてください。
結果的に本を買うことになる
kindle unlimitedのわるいところとして、紹介しておくべきこと
それは
「なんだかんだで、読み放題対象ではない本を買ってしまう」
です。
サービスを提供してくれている、Amazonさんの気持ちになって考えてみましょう。
「読み放題以外の本も買ってもらったほうが儲かる」
Amazonさんは当然、こんなことを考えています。
kindle unlimitedを利用していると気づくことは
- 読み放題対象ではない本もオススメされる
- 読み終わった後に紹介される関連作品はだいたい有料
- 漫画の読み放題はだいたい最初の数巻
こんな感じで、凡人の僕でさえ気づくような「有料の本を買ってもらうための作戦」があらゆるところで散りばめられています。
よっぽど強い意志やマイルールでも決めてない限り、年に1〜2冊くらいの有料本を買うことになります。
本を買うこと自体や「どうしても読みたい本」にお金を出すのは別にもったいないことではありませんが、「読み放題」を利用している最中に「有料の本」をわざわざ買うという行為は本末転倒です。
飲み放題・食べ放題で入った居酒屋で、別料金の刺盛りを注文しちゃうようなものです。
だからこそ
「なんだかんだで、読み放題対象ではない本を買ってしまう」
このことを忘れずに、有料本を買う際には慎重に吟味するようにしましょう。
解約しづらい
「気持ち的に、なんだか解約しづらい」
これも私が痛感したデメリットのひとつです。
kindle unlimitedを数ヶ月しっかりと利用し続けると
- 話題の新書もどんどん読める
- 月に3冊以上読んでるのでめっちゃお得
- これから読みたい本もたくさん
- 10冊までのダウンロード枠は常にパンパン
こういった状態になってきます。
そうすると、全く読む時間が取れなくなりそうな時期があっても
「またどうせ読みまくるから、続けとくかー」
「このダウンロード枠の10冊はすでに私のものだから」
みたいな感情が表れてきます。
更に、過去に読んだ本も線を引いた箇所やブックマークの箇所も記憶してくれる機能も付いてるので
「また読み直すかもしれないから」
といった気持ちまで出てきます。
こんな感情が出てきたら、kindle unlimitedを解約するのは精神的にとてもハードルが高くなってきます。
(私が一度解約したときは、長年連れ添った相棒と別れるような感覚さえ覚えました。)
冷静に考えれば、また読み放題を利用する時間があるときに、もう一度利用すればいいだけの話なんですが、感情的になんとなく解約したくなくなっています。
これも、Amazonさんが一生懸命良いサービスを作って、ずっと使い続けてもらうための戦略を展開しているからなのかもしれません。
Amazonさんのサービスを最大限活用できるように、「なんか解約しづらい」という感情が現れることを想定しておいて、必要のないときにはズバッと一旦切り捨てることができるように、準備をしておきましょう。
kindle unlimitedの上手な活用方法
ここからはkindle unlimitedの上手な活用方法を紹介します。
上手な活用方法は「kindle unlimitedのわるいところ」を相殺するように活用することです。
具体的な項目はこんな感じです。
- たくさん斜め読みし、絞り込んで熟読
- 共有するのかしないのかを決めてしまう
- 「解約」と「再加入」を繰り返す
- 基本、買わない。買うときは「解約」
- いつでも迎え入れてくれることを知っておく
たくさん斜め読みし、絞り込んで熟読
読み放題の利点を最大限有効活用するために、こんな流れで読んでみましょう。
-
- 気になった本を3冊ダウンロード
- 3冊分の「はじめに」「目次」「おわりに」を流し読み
- 一番読みたい本をザーッと読む
- 想像通り良さそうなら、そのまま熟読
- そうでもないなら,2番、3番に移る
あとは手順1からを繰り返し
この流れなら、いろんな本に触れる事ができます。(小説や漫画にはあまり適用出来ませんが)
本を読み始めると、どうしても出てきてしまう感情が
「最初から最後まで、しっかり読みきりたい」
といった感情です。
しかし、一度だけじっくり読んだくらいでは本の内容を覚えることなどできませんし、読み進めていって、中盤で「面白くないな」と思っても、「せっかくここまで読んだから最後まで読もう」といった感情に流されて最後まで惰性で読んでしまったりします。
だから、「はじめに」や「目次」「おわりに」に先に目を通して
「この本は自分が今から数時間の自由時間をかけて読むに値するか」
をしっかり値踏みするようにしましょう。
「はじめに」「目次」「おわりに」には多くの情報が詰まっているので、それだけでも結構な情報を得ることもできます。
「多くの本をザーッと読んで、気に入ったものをじっくりと読む」
このやり方がkindle unlimitedを最大限有効活用するための方法のひとつです。
共有するのか、しないのかを決めてしまう
だから、「共有するのか、しないのか」はっきりと決めてしまうことをオススメします。
複数端末で共有できるのがメリットのひとつですが、家族や恋人と共有してしまうと、どんな本を読んでいるかが丸わかりになるデメリットがあります。
少し気になって、無料だからと言った感じで色んな本を読み漁っているだけなのに
「え?こんな本読んでるの?」
みたいな感じになって、気まずい想いをしてしまうかもしれません。笑
こうなると「好きな本を気の赴くまま好きなだけ」といったところにリミットがかかってしまいます。
だから
- 共有して、気まずくない読書範囲で「unlimited」するのか
- 共有せずに、独り占めして「unlimited」するのか
こんな感じで「基本方針」を決めてしまいましょう。
家族で共有したがために、怪しい本を読めなくなった私の教訓を是非、活かしてください。😎
「加入」と「解約」を繰り返す
kindle unlimitedを上手に活用するコツは、「加入」と「解約」を繰り返すことです。
具体的にはこんな感じです。
- 加入時にはガッツリ集中して本を読みまくる
- ある程度よんだら「解約」して一旦休憩
- 読みたい本が溜まったら加入してガッツリ読む
この方法なら、ダラダラと続けることもないし、メリハリがつくので本を読む総量も増えて、経済的にもお得になります。
読み放題のサービスをずーっと使い続けていると、最終的には「だいたい月に1〜2冊のペース」に落ち着く場合が多いです。
これでも良いのですが、読み放題を上手に活用しているとは言えないでしょう。
食べ放題に時間制限があれば計画的に最大限食べますが、時間制限がなければダラダラと食べ続けるのと同じ心理です。
だからこそ、「利用中」と「解約中」のメリハリをつけることが大事です。
1〜2ヶ月単位で繰り返すならこんな感じです。
- 加入中は「読書月間」として、最低4冊読む
- 解約中は、読まない、違うことする
- 解約中は読み放題対象でない本を読む
このやり方で、月に1〜2冊なんとなく読み続けた場合と比べると
- 年間の利用料は単純計算で半額
- なのに、読んだ本の総数は一緒以上
そして更に
- 読み放題にとらわれないで本を読める
- 別の活動の時間が確保(解約中)
お金だけじゃなくて、こんなことまで起きます。
そしてさらにさらに!
- 解約しようとすると、引き止めにあって結果的に安く利用できる
- 解約してしばらくすると「少し安く使いませんか?」と勧誘が来ることも
こんなことまで起こることもあります。
使える時間もお金にも限りがあるので、メリハリをつけて最大限有効活用するようにしましょう!!
基本、買わない。買うときは「一旦解約」
kindle unlimitedの読み放題を最大限有効活用する次の作戦は
基本、買わない。買うときは「一旦解約」
コレです
読み放題の利用中に読み放題でない本を読むのは、シンプルに時間とお金の無駄だからです。
もう一度認識してもらいたい紛れもない事実が
- 有料本を読んでいる間は、読み放題の本は読めないし
- 有料本を読んでいる間も、料金は発生します
とってももったいないです。
この記事を書いてる僕も、本を購入しながら読み放題を続けている時期もありました。もったいないと思っていても、なんとなく続けてしまう気持ちはよくわかります。
そんな「もったいない」気持ちを抑えて「一旦解約」するためには
「この1〜2ヶ月間は読み放題の本は読めないな」という状況を作ってしまえばいいだけです。
具体的なやり方は簡単です。
- 「読み放題対象ではないけど読みたい本」をメモする
- 「読みたい本」が2〜3冊溜まったら、kindle unlimitedを解約
- 「読みたい本」を一冊ずつ購入
- じっくり読む(時間制限がないのでじっくり読めます)
- 読み終わったら、後は好きにしてください(笑)
このやり方で、無駄な料金を払うことなしに「読み放題の本」も「購入した本」も楽しむことができます。
そしてコレをやってみるとついてくる、思いがけない効果が
- 読んだ本のストックが永久に残る(買ったので当然ですが)
- 「読みたい本」をためている間に「読み放題対象」になってたりする
- 本当に読みたい本が、じっくりと何度でも読める
kindle unlimitedの契約にかかわらず、読み返せる本があることは、ダラダラと読み放題を使い続けてしまう呪縛から開放してくれます。
そして、同じ本を何度も読み返すことは、読書効果を高めてくれます。(読み放題だったらなかなかやりませんけどね、、、)
kindle unlimitedを利用するときは
基本、買わない。買うときは「一旦解約」
この基本方針を絶対に忘れないでください。
いつでも迎え入れてくれることを知っておく
当たり前ですが、kindle unlimitedは一旦解約しても、いつでも再契約できます。
「なんか解約しづらい」を悪いところとして紹介しましたが
その理由は
- Amazonさんが「解約したくない」サービスを作り込んでいるし
- アナタの言葉じゃ説明出来ない「感情」が原因だったりも
- 単純に「解約する」というのは心理的なハードルが高い
など、いくら考えてもキリがないです。
Amazonさんは寛大です。
アナタが急に解約しても、また利用したいと言えば、ワンクリックでいつでも歓迎してくれます。
だから、使うときは使えばいいし、要らないときは解約すればいいだけです。
単純なことですが、有効活用するためには忘れないでください。
「読み放題」で本を読んだ後に、簡単な読書メモだったり、目次の画面コピーでも取っておくと良いです。
自分がその本から何を学んだかを要点をまとめておくことで
「読み放題のものが読み返せなくなる!」という不安を和らげてくれます。
まとめ
以上、kindle unlimitedを有効活用する方法について、私の体験から徹底解説しました。
流れをざっとおさらいすると、こんな感じです。
まだ利用したことがない人は、最初の30日間は無料ですので、是非やってみてください。
コメント