人生の行き詰まり感を解消するには?【全方向から全力解説】

 

最近、なんか人生に行き詰まりを感じる。なぜこんな感情が湧き上がって来るんだ。このどうしようもない感覚からどうやったら抜け出せばいいの?

人生がある程度安定したときに不意に感じる「人生の行き詰まり感」

感じたことがあるのではないのでしょうか。

この記事では

  • そもそも行き詰まるとは?
  • どんなときに「行き詰まり感」を感じるのか?
  • その「人生行き詰まり感」を解消するためにどうすれば良いのか
  • 今後「人生行き詰まり感」に悩まされないための名言3選

といった流れで解説していきます。

この記事を読めば

  • アナタがどんなタイプの行き詰まりにあるのか
  • どんな行動を取ればいいのか
  • これから行き詰まりを感じないためのコツ

なんかがバッチリ身についているはずです。

こんにちは、ひろなり(@hironari1515)です。
僕も20代後半から30代前半の人生順調な時期に、ひたすら「人生行き詰まり感」に悩まされました。
しかし、いろんな本を読んで、いろんな行動を取って、なんとか抜け出すことができました。
そんな僕の苦い経験を忘れまいとこの記事に詰め込みました。

ぜひ、踏み台にしてくれると嬉しいです。

人生の行き詰まり感を解消するには?【全方向から全力解説】

そもそも「行き詰まる」とは?

まずは言葉の意味から確認。

まずは冷静に、基本に立ち返って、”言葉の意味”から確認してみましょう。

行き詰まりの意味

いき‐づまり【行詰】
①それより先に行くことができないこと。また、その所。
② 物事がうまく運ばないで、どうにもならなくなること。ゆきづまり。
ゆき‐づまり【行詰】
① 行く手がさえぎられて先へ行けなくなること。また、その所。ゆきどまり。いきづま  り。
② 物事がうまく進まないでどうにもならなくなること。また、物事の極限に達したこ    と。い
③ 転じて、詰まるところ。結局。

 

  • 物理的に進めないこと、遮られて進めない
  • 何らかの障害や事情で物事が進んでいかないこと

 

こんな2つの意味にまとめられます。
今あなたが感じている「人生行き詰まり感」は言うまでもなく、後者ですね。

 

どんなときに「人生行き詰まり感」を感じるのか

さて、次は「行き詰まる」について、どんなふうに行き詰まっているのか?
つまり、どんなふうに物事がうまくいっていないのか?

そのパターンを真面目に考えてみます。

自分がどのタイプの「行き詰まり」に直面しているのか、認識することができれば、抜け出しやすくなります。

「行き詰まり感を感じる」パターンとしては、次の5つが考えられます。

  1. 壁や行き止まりにぶち当たっている
  2. ずっと同じところをグルグルしている
  3. めちゃくちゃ少しずつしか進んでいない
  4. どこに向かうべきか分からない
  5. ただ「行き詰まり感」を感じているだけ

順に解説していきます。

壁や行き止まりにぶち当たっている

純粋に、同しようもないほど大きな問題にぶつかっているときもあれば、行き止まりやゴールに到達してしまっている場合、当然、これ以上進むことができません。
そんなときに「行き詰まり感」を感じてしまうでしょう。

日常生活で例えるなら

  • 自分の能力の限界を感じている
  • 自分の力ではどうしようもできないほど大きな問題がある
  • 大富豪との生活の差に愕然としている
  • 叶わない恋をしている

といった具合でしょうか。
いずれも、自分の力ではどうしようもできない壁や問題に対峙しているとき、それ以上進むことができないために「人生行き詰まり感」は生じます。

ずっと同じところをグルグルしている

毎日、何かしら活動をしていても、いつも同じところを行ったり来たりしている場合は、全身している感覚が得られません。
こういった場合に「行き詰まり感」は生じてくるでしょう。

いつも同じ仕事をして、同じ人と飲みに行って、同じ人と関わっていたら、発生するイベントは毎度同じ様なものになってきますし、それに伴う悩みや考えごとなども同じようなものになってしまうのは当然です。

今の環境から得られる感情がプラスのものなら全然良いのでしょうが、「人生行き詰まり感」を感じるアナタはおそらく、日常からマイナスの感情を受け取っている可能性が高いです。

めちゃくちゃ少しずつしか進んでいない

実は少しずつ進んでいたり、進歩があっている場合でも、その進み具合はとても小さくて注意深く観察していないと、進んでいることが認識できないほど遅い可能性があります。
そんな場合に、自分のやりたいことが進んでいく実感が得られないため、「人生行き詰まり感」を感じる可能性が高くなります。

学生であれば毎年学年が上がり、中学から高校へ、そして大学へと、目に見える形でどんどん進んでいきます。
しかし、社会人になると学年なんかアリませんし、良い会社に入れば毎年給料が少しずつ上がって行くぐらいのモノです。
そんな感じで、進んだとしても目に見えないくらいの進歩しかなければ、「人生行き詰まり感」を感じてしまいます。

どこに向かうべきかそもそもわかっていない

「自分がどこに向かっているのか」
「どこを目標として頑張りたいのか」

これが自分自身でわかっていないと、自分が目標に対してどれだけ進んでいるのかを測ることができないので、当然、「行き詰まり感」が生じてしまいます。

「今日は4時間かけて20キロ先の目的地までハイキングをする」
という目標がある場合、2時間歩いて休憩するときに
「随分疲れたけど、ようやく半分まで来たな」といった感じで進捗が確認でき、目標まで進んでいることが実感できます。

しかし
「今日はとにかくいっぱい歩こう」
といった目標だった場合、どれだけ歩いても目標が達成されたのか、あとどれくらい頑張ればいいのかが見えて来ません。
こんな感じで、自分がどこに向かうのかわかっていない場合に「人生行き詰まり感」を感じやすくなってしまいます。

だた「行き詰まり感」を感じているだけ

どんな状況であれ、”本人が行き詰まり感を感じている状態”であれば、それは行き詰まっているに違いないでしょう。
周りのひとから見れば、十分に羨ましい状況までコマを進んでいて、今もぐんぐん進んでいる状況だったとしても、自分自身が「行き詰まっている」と感じてしまえば、それはつまり行き詰まり感を感じていることに他なりません。

乱暴にいってしまえば”何事も捉え方次第”ということですね!!

そんな「人生行き詰まり感」を解消するには?

さて次は、解消方法について解説して行きます。
「人生行き詰まり感」を感じるのは、以下の5パターンでした。

  1. 壁や行き止まりにぶち当たっている
  2. ずっと同じところをグルグルしている
  3. めちゃくちゃ少しずつしか進んでいない
  4. どこに向かうべきか分からない
  5. ただ「行き詰まり感」を感じているだけ

アナタはどのパターンだったでしょうか?
複数のタイプが混ざっている人もいると思います。

自分の状況が客観的に把握できたら、あとは対策を実行するのみです。
順に解説していきます。

壁や行き止まりにぶち当たっている人は

大きな問題や壁にぶち当たっているときには、次の4ステップで対応すると良いです。

①どれくらい大きな壁なのか、再確認する

自分が立ち向かっている壁がどれほどのものなのか確認する必要があります。
ゲームや迷路のように、わかりやすいものではないので、次の項目を参考にチェックすると良いです。

  • 頑張ればどうにかなるのか
  • 自分にとって、頑張ってどうにかする必要はあるのか

これを再確認することで
「立ち向かう」or「諦める」の判断がつけることができます。
ときには諦めることも大事です。
諦める決断をすれば、その壁に立ち向かう労力を別の場所で使うことができるようになります。
諦めることは勇気あることです。

②どのように攻めるべきかを考える。

「立ち向かう」と決めた場合、どのように攻略するべきかを考える必要があります。

  • このまま、とにかくガンガン行く
  • 一旦距離を取って、助走をつける
  • スキルやツールを手に入れて戻ってくる
  • 抜け道を探す
  • 弱点を探してそこを突く

大きな壁でも、立ち向かうと決めたのなら、自分のパワーを最大限に活かして、効率的に克服する方法を模索しましょう。

③とにかく、続ける

最後は根性論です。
立ち向かうと決めて、方策まで考えたのなら、ひたすら継続するのみです。
大きな問題に立ち向かっているのですから、努力を継続しないことには打ち負かすことはできません。
ひとつのやり方にこだわる必要はありません。
いろんな手段を試して、その壁を乗り越えるための努力の過程すら楽しんでやりましょう。

④ときには、撤退も必要

覚悟を決めて、どれだけ頑張っても歯が立ちそうにもない場合は、撤退することも大事です。
パワーを注ぎ込んできただけに、もったいない気持ちもあるかもしれませんが、努力した過程で何か得られたスキルや経験値があるはずです。
その分、アナタはレベルアップしているので、別の壁なら難なくクリアできるようになっているかもしれません。

そして、の結果、別のルートで目標までたどり着くことができるようになってるかもしれません。

撤退の判断は難しいものがあると思いますが、自分の感覚を信じてやってみてください。

ずっと同じところをグルグルしている人は

シンプルに違うルートを探ってみることをおすすめします。
いつも同じ壁や悩みを行ったり来たりしているのは、同じ道しか通っていないからです。
全く違うルートを探ってみてください。
いきなり「違うルートを探る」といっても、ぼんやりしているし、何をして良いかわからないと思います。
そんなときは、日常のちょっとしたことを”とりあえず変えてみる”ことをおすすめします。
例えば

  • 新しい趣味を始める
  • 普段合わない人に合う
  • 全く関係の無いことを勉強してみる
  • 普段と違う道、違う方法で通勤してみる
  • 普段は絶対に食べないメニューを注文してみる

などなど、小さな変化で構わないので、自ら日常に変化を起こしまくってみてください。
すると「変化をつけるクセ」みたいなものがついてきて、少しずつ大きなことを変えることができるようになります。

めちゃくちゃ少しずつしか進んでいない人は

わずかしか進んでいないから実感がわかない人は、少しでも進んだことをノートやメモに毎日記録してみることをおすすめします。

  • 数字でわかること(体重や貯金額)
  • 良かったこと
  • 失敗から得た教訓
  • 今日食べたものと感想

なんでも良いので、毎日少しずつノートに書きなぐってください。
数字でかけるものは、わずかでも進んでいることが一目瞭然になります。
また、数値化できないものであっても、ノートに書き続けるだけで1ヶ月も経てば、だいたいノート一冊が埋まります。
それだけでも「自分の経験や感情が物質として残っている」という実感が得られるようになるので、何かをやった実感が得られるようになるのです。

どこに向かうべきか分からない人は

この解決策はズバリ「目標を立てること」これに尽きます。

そんな当たり前のこと・・・

と思うのも無理はアリません。
しかし、ここで理解していただきたいのが

  • 目標を立てることがいかに重要なことか
  • どのように目標を立てるべきなのか

ということです。
この2つを理解しているだけで、目標を立てることに対する感覚が全く違ってきます。

まずは、目標を立てることがいかに重要なのかについて考えてみましょう

日常生活は小さな判断の連続です。
何時に起きて、何を食べて、どんなふうに仕事をして、どんなふうに休日を過ごすのか。
この小さな判断をする際に”自分がどうしたいのか”という目標が明確でないひとは、なんとなくの判断をしてしまいがちです。
しかし、明確な目標を持っている人は、その目標のために適した行動を取る可能性が高いのは当然のことでしょう。

例えば毎日の朝食について考えてみましょう。
「来年、豪華な海外旅行に行くために、50万円貯金する」
という明確な目標がある人は間違っても、コンビニで適当にパンとコーヒーを買ったりしないはずです。
こんな感じで、「来年の海外旅行のための貯金」といった目標があるだけで、日々の何気ない行動が変わってきます。

次に、どのように目標を立てるべきなのかについて、ポイントは
「非現実的な目標を立てない」
ということです。
ノーベル賞を受賞した心理学者、ダニエル・カーネマンは「達成困難な目標を立てている人は人生に不満を感じるもの」と唱えています。
理由は簡単で、目標が非現実的すぎると、その目標はずっと叶えられていない状態が続くので、常に不満を感じてしまうからです。
この不満は「人生行き詰まり感」をズバリ言い当てている理論なのではないでしょうか。

さすがはノーベル賞受賞者!!

もちろん

億万長者になって、あんなことやこんなことを!!

みたいな目標があっても良いかもしれませんが、大きな目標は大きな目標として別でしっかりと掲げておいて、並行して小さな達成可能な目標を刻むことをおすすめします。

  • まずは一年で100万円貯金する
  • 月に1万円稼げるようになる
  • 今よりも月に一万円節約する

こんな感じで、小さく着実に刻むことができれば、「行き詰まり感」は多少なりとも和らぐはずです。

ただ「行き詰まり感」を感じているだけの人は

こんな人はシンプルに、考え方や感じ方を変えるのみです。
ポイントとして役立つのは「期待値を下げること」です。
極端な話、人生は主観のみ、つまり「自分がどう感じるか」ですべて決まると言っても過言ではありません。

周囲からみても羨ましくみられるような人でも、本人が納得していなければ”行き詰まり”ですし、一般的にみても惨めな状況にあっても自分自身で

「絶好調だぜ!」

と感じていることができていれば、その感覚が全てです。

では、主観的に「良い」のか「悪い」のかはどうやって判断するのでしょうか?
それは”期待値”が大きく関わっています。
何気ない小さな事をしようとするとき、人は無意識に
「こんなことが起こるだろうな」
といいう予想や期待をしています。

例えば「このお肉は結構高いし美味しいだろうな」みたいな期待のことです。

お肉を食べたあとで、期待よりも美味しければ満足しますし、期待外れだとがっかりします。
人生の他のイベント全般にも、この感覚は当てはまります。

つまり「人生行き詰まり感」を感じて過ごしている人は、自分の人生に対する期待値が高い可能性があります。

大きく期待しているからこそ、その期待がクリアできていない現在の人生に対してガッカリしているのです。

だから、小さなことをするときも、人生に関係する大きなイベントに向かうときも、無意識に作られた期待値を30%カットくらいして見ることをおすすめします。

そうすると、ご飯は思ったよりも美味しいことが多くなり、自分の日々に満足しやすくなります。
満足度が増えることで、アナタの人生の”行き詰まり感”は和らぐはずです。

今後「人生行き詰まり感」に悩まされないための名言3選

「人生に行き詰まり感」を一度感じてしまったアナタは普通の人よりも「行き詰まり感を感じやすい人」であると考えられます。
これから先も、うまく行かないことや思い通りにならないことや、進んでいるコトを感じられないことが沢山あるでしょう。
そんなときに何度も同じループにハマらないように、覚えやすくてためになる「名言」を紹介します。

アリストテレスの名言

「万学の祖」と形容される、古代ギリシアの哲学者アリストテレス。
今から2300年以上も前に行きていた彼の名言が現在にも伝わっているのには、それなりの理由があります。

そんな彼の名言をひとつ紹介します。

深い闇の中にいるのなら、光を見つけることに集中しなければならない

とてもシンプルで、本質をついている名言だと思います。

今アナタは「人生の行き詰まり感」という暗闇にいて、どうにかしたいとおもっているのなら、どうにかするためにひたすら集中しなければならない。

ただそれだけのことです。

 

イチローの名言

身近な存在で大きな功績を残したイチローさんの言葉は、一般人のワタシたちにとても刺さるものがあります。

結果が出ないとき、どういう自分でいられるか。決してあきらめない姿勢が、何かを生み出すきっかけをつくる

どんな状況においても、「自分がどういった姿勢でいれるか」これが将来の明暗を分けます。

  • ”人生行き詰まり感”にただ打ちのめされるのか
  • 抜け出るためにひたすら何か行動を続けるのか
  • 光を見つけるまではじっと我慢しておくのか

どんな姿勢で立ち向かうかを決めるのは自分であり、完全に自由です。

タルムードの格言

ユダヤの聖書にある格言です。

過酷な環境を生き抜いてきたユダヤ人の知恵や考え方は、現代を生きる私達にとってもとても参考になるものがあります。

「From Dust to Dust」(人は塵から生まれて塵に返る)

人は塵から生まれて最後には塵に返って行くだけなのだから、細かいアレコレに執着して悪あがきをするのは意味のないことだ。
といったことを示してくれています。

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