子どもといる時間に、、、気づけばスマホを触ってばかりいる自分がいる、、、
ホントはやめたいのに、ついついスマホを触ってばかりになってしまう
このままではいけない、、、、、
毎日子供と過ごしていて、たくさん時間があるように感じていても、やることはたくさんあって、子供としっかり向き合える時間は意外と貴重なモノです。
そして手元にあるスマホは便利過ぎて、油断していると、その貴重な時間さえもどんどん侵食していってしまうものです。
この記事の内容
- 子育て中にスマホをやめれないと、何が問題なのか
- なぜ、子育て中にスマホをやめられないのか
- 子育て中のスマホをやめれるようになる具体的で効果的な方法を紹介
大切な我が子との何気ない日常をスマホに奪われてしまわないように、この記事が少しでも参考になれば幸いです。
私も子供が何も言わないことをいいことに、スマホをいじりながら2〜3時間過ごすことがしばしばありました。
自己嫌悪に陥って更にイライラしたり、残された時間で無理に子供と楽しく遊ぼうとして空回りしたりしたこともあります。
こんな苦い経験が、これから子育てをするアナタの参考に慣れば幸いです。
✍超個人的な結論✍
次の2つをやれば、我が子との濃密な時間を過ごすことができます。保証します。
- スマホをおいて、1日中、我が子と出かける
スマホを持ち出さなければ、スマホを触るきっかけも発生しません。そこに意思の力は不要です。子供と電車に乗るなり、ソフトクリーム食べるなり、お風呂に行くなり、何でも好きなことを体験を共有してください。 - 週に数回はロッキングコンテナに5時間ぶち込んで、スマホを使えなくする
スマホはついつい触ってしまうものならば、物理的に遮断してしまいましょう。
依存症患者みたいでなんか嫌だ?
そんなことどうでもいいじゃありませんか、大切な我が子と向き合う時間が確保できるなら悪の手だって借りますよ。最強の脱スマホ装置「タイムロッキングコンテナ」
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子育て中にスマホをやめれないと、何が問題なのか
「子供側の問題」と「親側の問題」の2つが考えられます。
それぞれこんな感じです。
「子供側」の問題
- 寂しい
- 自尊心の欠如
- コミュニケーション不足
「親側」の問題
- 単純に、後悔する
- そもそも、人生たのしくないのでは?
ひとつずつ解説していきます。
「子供側」の問題
まずは「子供側」の問題から考えていきます。
寂しい
親がスマホばかりいじっていたら、子供は純粋に「寂しい」でしょう
スマホだけに限られたことではありませんが、自分の大事な人がこちらに関心を示さずに、違うことばかりに注意を向けていたら、悲しかったり寂しかったりするのは、当然のことです。
子供にとって、親は「絶対的な存在」です。そして、幼ければ幼いほど、自分では何もすることができないので、親に何もかも依存している状態なのが当たり前です。
そんな中、絶対的な存在である親がこちらを見ずに「謎の四角い箱」ばかりを見てばかりいたら寂しさも計り知れないものがあるでしょう。
もちろん、片手間でスマホを見てるだけで、完全に目を離しているわけではないかもしれませんが、それでも子供からしたら
自分の事だけを気にかけてくれているんや!!
という感覚は感じにくいでしょう。
何もわからないからこそ、そういった「雰囲気」みたいなものを鋭く感じる感性を彼らは持っているはずです。
あれこれ難しいことを考える前に、「子供が寂しい」という事実を受け止めることが意外と大事だったりします。
この文章を書いてて、子供の横でゲームに熱中している自分自身がいるので、なんだかとても苦しいです。
子ども達よ!ごめんな!!
自尊心が損なわれる可能性もある
ふたつ目は「子供の自尊心が損なわれる可能性がある」ということです。
親が子供に関心を向けずに、スマホばかり見ている毎日だとすれば、子供は
自分はスマホよりも関心を向けるべき対象ではないのか、、、、
といった感情を自然と抱くようになります。言葉では言い表せないとしても、「なんとなく」そんな感情を抱くようになります。これが自尊心の欠如です。
自尊心は「自分は大切にされて当然の存在だ」という、自分の内側から溢れ出てくる根拠のない感情です。
その無根拠な感情のルーツは「何があってもお前さんを大切にしているぜ!!」という「言葉にできない熱」みたいなものが、親からビシビシ伝わってくる状況にあるはずだと僕は考えています。
ここで一つ、自尊心について紹介したいデータがあります。
統計によると、日本の子供の自尊心はとても低い状態にあることが分かっています。
そして、自尊心が低いと幸福度が下がることも色んな学術研究で指摘されていることです。
もちろん、スマホが直接的な原因でなく、日本人の気質や文化そのものに原因があるかもしれません。
とはいえ、文化や気質などの大きな流れは、個人がどうすることもできないものなので、自分の子供の自尊心が上がるようにできることに焦点をあてましょう。
その一つが、スマホを触りすぎないことでしょう!
「ああ、おれは無条件にかつ絶対的に愛されているんや!!」
といった感情を、ビシビシ感じてもらいましょう。
コミュニケーション量が不足する
親がスマホばかりいじっていたら、子供にとってのコミュニケーションが不足してしまうのも大きな問題でしょう。
スマホをいじることは、「視線」と「注意」をスマホに向けることです。スマホを見ている間は、視線や注意を子供に向けることはできません。
コミュニケーションを取る方法は色々な方法がありますが、幸いにも健康に育っていれば、5感全てを通じてコミュニケーションを取ることができます。
「フードコートでアイスを食べているとき」で考えてみましょう。
子供は、アイスを食べて「おいしいね!!」と親に投げかけたとします。
- 何やらスマホをいじりながら「そうだね」と軽く相槌をうつのか
- 子供と面と向かって「美味しいね!」と微笑み返すのか
この簡単な例でも、子供に入ってくるコミュニケーションの情報量が大きく違います。
親が感動を正面から共有してくれたら、「アイスも美味しかったし、感動も共有できたし、なんとも言えない幸せな感じ」を子供は感じ取って、そのときの周りの空気感や匂いまでも「素敵な思い出」として残るかもしれません。
その子供にとっては、どこにでもあるフードコートでも、「良い思い出が詰まった素敵な場所」に変わります。
ただ、「アイスを食べれる場所」とは大きな違いでしょう。
フードコートでアイスを食べるときだけでも、コミュニケーション量に大きな違いが生まれます。
日常の些細なことの積み重ねがとても大事なわけです。
「親側の問題」
次は、親側の問題について考えてみます。
子育て中にスマホをやめれないときに、子供のことを考えて悩むことも多いかもしれませんが、「親」つまり「自分」に起こる問題を認識することも必要です。
人間はやっぱりいちばん「自分」が大事です。
「子供のため」なんて思うよりも、「自分自身の問題」として受け止めたほうが、意外と行動を変えやすいかもしれません。
単純に、後悔する
スマホばかりいじりながら子供との時間を大切にしなかったとしたら、色んなタイミングで後悔する可能性が高いです。
想像してみてください。
- 子供が自分の元を離れるとき
- 自分の人生を振り返ったとき
- 子供が非行に走ったとき
- 子供と過ごす、残りの時間が少ないと分かったとき
- 子供が相手をしてくれなくなったとき
様々なタイミングで、これまでの自分の子供との過ごし方を振り返り
あのとき、もっとこうしておけばよかったなー
なんて、どうにもならない、取り返しのつかない感情を抱くかもしれません。
そもそも、親と子供が一緒に過ごせる時間は、長いように思えて意外と短いです。
(子供との時間をざっくりまとめた情報を載せる)
こんな短い時間を大切にするために、私が感銘を受けたイチローさんの引退会見での言葉を紹介します。
後悔などあろうはずがありません。
もちろんもっとできたことはあると思いますけど、結果を残すために自分なりに重ねてきたこと、人よりも頑張ったということは全く言えないけど、自分なりに頑張ってきたということははっきりと言えるので。
これを重ねてきて…まぁ、重ねることでしか後悔を生まない、ということはできないのではないかと思います。
イチローのように大記録を立てることはできないかもしれませんが、凡人なりに後悔しないようにベストを尽くしてみましょう。
そもそも自分が嬉しくないし、楽しくないのでは?
スマホばかりいじりながらする子育てでは、そもそも自分が嬉しくないし、楽しくないのではないでしょうか?
「自分の子供を産み、育てる」という行為は、原始人のときから本能に組み込まれた「種族として生き残っていくための行動」であって、その行為に全力投球していないと本能が違和感を感じるのです。
スマホでSNSをチェックしながら、ふと気づけば子供を放置してしまっていたときの罪悪感は大きいですが、美味しいご飯を作るために一生懸命になって、多少子供を放置してしまっても罪悪感は少ないはずです。
「やらなければいけないこと」や「やりたいこと」は溢れるようにあって、こなしてないと不安にかられる気持ちもあるかもしれません。
そして子育ては「やらなければいけない」ことの方が多くて、我慢の連続が永遠に続くように感じるかもしれません。
しかし、生き物として本能に組み込まれた行動に集中することで「子供と向き合えていない」といった違和感を解消するきっかけになるかもしれません。
「子供のため」という感情は捨てて、まずは自分が嬉しくて、楽しくなるような動機で、スマホを辞めることを考えてみるのもアリです。
子育て中にスマホをやめれるようになる具体的な方法を5つ紹介!
子育て中にスマホを触らなくて良くなる具体的な方法を5つ紹介していきます。
- SNSを断つ
- とにかく、外に出る
- そもそもスマホを不便にしてしまう
- 「意識的に使う」ようにする【逆説的介入】
- どれだけ短いか、数字でリアルに理解する
- 番外編「なんでも共有すればOK」
SNSを断つ【繋がりに依存しない】
子育て中にスマホでSNSの投稿をチェックして、ついつい子供をほったらかしにしてしまう人は、SNSを一時的にでもいいから断つこと、スマホからアンインストールすることをオススメします。
育児中に感じる孤独を解消する為に、「スマホの中にある手軽にアクセスできる社会」との繋がりを求めてSNSを求めてしまうからです。
子供と毎日のように日中に過ごす時間は、子供とふたりきりで、多様な人との関わりがないので、ある意味「社会的に孤独」です。
仕事をしているときには、多少の不満を抱えつつも「社会でのなんらかの生産的な役割をこなしている感覚」があります。
いろんな人と関わりながら仕事をこなしていくことは
自分は社会(職場)にとって必要だ
といった感覚を与えてくれます。
仕事をしていた人が育児だけに専念することになると、これらが失われます。
人は何か社会的に多様なつながりがある方が、不安を感じないような生き物です。
子育てで孤独な状況で、スマホがSNSやyoutubeを通じて「社会との繋がった感覚」を提供してくれれば、その誘惑に打ち勝つことは難しいです。
お腹が空いている状態で、目の前に大好物のラーメンを出されて我慢するのはなかなか難しいのと同じです。
だから有効なのは、そもそも誘惑の種となるSNSに手軽にアクセスできる状況をつくらないことです。アカウントを消す必要はないですが、一時的にアンインストールしてしまいましょう。
単純な話で、SNSにアクセスすることができなければ、ついつい誰かの新しい投稿をチェックしてしまう事態を避けることができます。
SNSなんかに繋がりを求めなくても、すぐ横にいる子供はアナタとの「深い繋がり」を心の底から求めてくれているはずです。
余談「欲のコントロール」
SNSに依存してしまったり、誰かと繋がっていないと落ち着かない気持ちは、元を辿れば自分の「誰かと繋がっていたい」という「欲」から出てきています。
極論、誰かとの繋がりを求めなければ、繋がってないことに悩むことはありません。
完全に欲を断つのは難しいかもしれませんが、「欲しすぎていないか」ということを考えてみるのもアリです。
【関連記事】
欲をコントロールすることができれば、人生にとって良いことしかない【足るを知る者は富む】
「欲」を抑えることは悩みを減らすための究極の方法です。
とにかく、外に出る
「とにかく家の外に出ること」も、子育て中にスマホばかりいじってしまうのを解消するには手っ取り早い方法です。
そもそも、家の中で子供を放置してスマホばかり触ってしまうのはなぜでしょうか?
- 他の誰からも注意されることはない
- 家の中は安全で、子供を放置することができてしまう
この2つの原因は結構大きいですが、外に出ればで2つとも解消することができます。
外には「誰かの視線」が常にある
家の中でずっとスマホを触っていても、子供側からはっきり「ずっとスマホばっかり触ってるんじゃないよ!!」と注意されることはあまりないでしょう。
アンパンマンや好きな映画でも見せとけば、口をあけて熱中して、こちらのことなんて気にしなくなるのが普通です。
そして、その横で何をしていても、注意してくれる人もいないし、監視してくれる人も当然いません。
自分がどんな行動をとっていようと、それを見てる人もいないし、注意する可能性をする人さえいないければ、案外、だらしない行動をしてしまうものです。
「外にいる誰か」は実際に注意してくれることはないですが、子育て中のスマホが良くないと思っている人にとっては強力な監視役になってくれます。
理由は、誰かが注意してくれるからスマホを触らないのではなくて、本心では良くないと思っている行動を他の誰かに見られているのが嫌だからです。
誰か他の大人が一緒にいるときのほうが、子供を放置してスマホに熱中することが案外少なかったりするのではないでしょうか?
「誰かの目線」を勝手に活用してやりましょう。
外ではそもそも子供から目を離すことができない
家の中に比べて、外の世界はイベントで溢れています。
- 車が危ない
- 人とぶつかりそうで危ない
- どこに走っていくかわからなくて危ない
- きれいな花が咲いていてキレイ
- 虫がいてキモい
- 移動が大変
- とにかく、いろいろと大変
状況が安定していて、安全な家の中と比べて「危険で、忙しくて、カオス」です。
そんな状況に身をおけば、スマホに熱中して子供を放置すること事態、状況的に難しくなります。
家の中で、スマホの誘惑に打ち勝つことを考えるよりも、誘惑と戦う必要がない状況に自分を置くほうが簡単です。
スマホの誘惑に打ち勝つことを考えるよりも、使えない状況をあえて作ったほうが簡単です。
子供が受け取る情報量について(余談)
家の中の安定した環境で過ごすよりも、外のカオスの中で過ごすほうが、子供が受け取る情報量は格段に多いです。
そういった意味では、人工的な遊び場に連れて行くよりも、街の中や自然の中など、よりカオスなところに連れて行ったほうが、経験値は増えるはずです。
先日、子供を海岸沿いの森に連れていったとき
- カラスに中身だけ全部食べられた魚
- 打ち上げられて手足が取れたカニ
を目の当たりにして、なんとも言えない反応をして
「なんで死ぬの?」と言っていました。
アマプラで煉獄さんの生き様を見て、感じ取ることもたくさんあると思いますが、自然から感じ取ることも多いと実感したエピソードでした。
スマホを物理的に使えなくしてしまう。
タイムロッキングコンテナにスマホをぶちこんで、一定時間使えなくしてしまうのもとてもわかりやすくて、有効な作戦です。
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物理的にスマホに触れることができないようにすれば、誘惑と戦う必要もなくなるわけです。
- いくら頑張って絵本を読んだところで、果たして聞いているのかわからないし
- 頑張って作ったご飯も、全然食べてくれなかったりするし
- 一緒に遊ぼうと時間をとっても「おもちゃにさわるな」と言われたりするし
どれだけ頑張っても、先が見えずに、なにか達成した感じが得られにくいです。
しかしスマホは、分かりやすい答えをたくさん用意してくれています。
- 今日の天気やニュース
- 趣味に関する情報
- 勉強したいことを詳しく解説しているyoutube
などなど、自分の興味や関心を「一瞬で、明確に」満たしてくれるコンテンツが詰まっています。
忍耐ばかり強いられる状況で、手元に誘惑があって、我慢しようとするほうが無理があるでしょう。
私も、子育て中についついスマホでゲームばかりしてしまう自分が嫌になり、タイムロッキングコンテナを使ってみましたが、効果は絶大でした。
依存症でもないのに、わざわざこんなものにたよるのは、ちょっと、、、抵抗が、、、、
とためらう気持ちもありましたし、コンテナを使わないとスマホをやめれない自分が情けないと思う感情もありました。
しかし、そんな正体のわからない感情は、完全にスマホを手放して子供との時間を共有するという「わかりやすい結果」が得られれば、どうでもよくなります。
どんな形であれ、結果を出せばいいだけです。
子供目線からすれば、とにかく親が自分に関心を向けてくれる時間が増えるだけです。何を使ったかなんて、どうでもいいでしょう!
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「意識的に使う」ようにする【逆説的介入】
スマホを「あえて、意識的に」使うようにすることで、スマホをついつい触りすぎてしまう事態を防ぐことができます。
理由は簡単で、なんとなく、気がつけばいつもスマホをいじってしまっている人は「スマホを触ることが「無意識な行動」として「癖」になっている可能性が高いです。
だから、「目的を決めて、意識的に使う」ことを繰り返し続けることで、スマホの使用を自分自身の意思で行うことができるようになります。
このやり方は「逆説的介入」と呼ばれる心理テクニックで、メンタリストDaigoさんが紹介していた方法としても結構有名です。
✍逆説的介入とは?✍
やめたい悪い癖をあえて意識的にすることによって、その癖を無くしてしまおうという方法。
悪い癖が自動的に沸き起こってしてしまうのではなく、その悪い癖を自分の意思で意識して行うようにする。自分の意思で積極的に行うことによって、それをコントロール可能なものにしていこうというテクニック。
例えば、スマホで動画をついついダラダラと見てしまうという悪い癖を直したい場合であれば、毎日17時から18時までの間は動画を見る時間にすると決めて、他の何をしていたとしても、動画を見なくてはいけないというようにする。
無意識にやってしまう行動も、意識的にやり続けることで、認識できるようになり、次第にコントロールできるようになる。
朝起きたらトイレに行くように、寝る前には歯磨きをするように、習慣になっている行動は、特に意識してなくても「無意識」に実行されます。
歯磨きやお風呂が習慣になるのは、生活に必要なことで、しかも歯磨きを長時間だらだらしすぎてしまうこともないので、特に問題ないです。
しかし、スマホのように「生活に直接的に必要がないけども、キリがないもの」を使い始めることを『無意識かつ習慣」にしてしまったら、なかなか自分の暇な時間をスマホ以外のことに使うことは難しくなってくるでしょう。
ぜひ、心理テクニック「逆説的介入」を駆使して、やめたい行動を意識的にコントロールできるようにしてみてください。
子供と過ごす時間がどれだけ短いか、数字でリアルに理解する
「子供と過ごす時間が、いかに貴重で大切なものなのか」を理解すると、残された時間を大切に過ごそうと考えるようになります。
理解するには、あからさまな「数字」で理解すれば、分かりやすいです。
赤ちゃんが生まれてから、大学進学までの間一緒に生活すると想定すると、約18年間、親子は一緒に過ごすことになります。
実際には、小学校、中学校、高校と成長するほど、学校は長くなり、部活があり、休日は友達と遊びにでかけたりするので、家で親と過ごす時間はどんどん短くなっていきます。
実質的な時間を計算すると、こんな数字が出てきます。
父親:約3年4ヶ月(約29,200時間)
これは、NHKの『チコちゃんに叱られる』で紹介された「わが子と生涯で一緒に過ごす時間」です。このデータによると、小学校卒業時にはともに過ごせる時間のうちの約55%を消費してしまっているそうです。
父親なんて、めちゃくちゃ短くて笑えてきます。
今は毎日のようにそばにいるから、それが貴重に思えないかもしれませんが、実はとても貴重な時間です。「限りがある貴重な時間」ということをしっかりと意識しているだけで、無駄にしたくなくなるはずです。
子供が小さいうちは「遊んでもらっている」という感覚で子供と遊ばせてもらうのがちょうどいいかもしれません。
【番外編】つまり、なんでも体験を共有すれば、良い
突き詰めて考えていくと、スマホばかり触っていることが本質的な問題ではなくて、子供を放置して違うことをしていること、つまり体験を共有してないことが問題なわけです。
何かをしているときに、一緒に喜怒哀楽の感情を共有できることが「繋がり」を感じる大事な要素です。
スマホでyoutube動画を見るにしても、一緒に見て楽しい時間を共有していれば、それは子供にとって温度のある記憶になるでしょう。
忙しくて子供にかまってられないときや、自分の時間がほしいときなどもあると思いますが、「子供と体験を共有する時間を作る」ことを忘れなければ、子供が寂しい思いをすることは減るでしょうし、子供との時間を満喫できている実感が得られるようになってくるはずです。
まとめ
以上、具体的な方法を紹介してきました。
しかし、日常に入り込んでいるスマホを切り離すのは至難の技です。
子育て中にスマホの使いすぎをやめたい!
と考えだすと、スマホを触って放置してしまった時間すべてに罪悪感を感じてしまったり、なかなかやめれない自分に苛立ちを感じることも増えてくるでしょう。
そんなときに、自分を責めるのではなく、30分だけでも、「子供と共有する時間」を取って、集中して遊べたら自分に合格を出し続けてください。
合格の実績を出しつづけることで、自信に繋がり、継続的に子供とつながりを意識した育児をできるようになります。
そして、寝る前に一日を振り返って「だめだったところ」ばかり振り返る必要はありません、軽く反省をしたら、最後には「楽しく過ごせた時間」を無理矢理でもいいから思い返して、そして寝るようにしてください。
一日は長くて、イベントだらけなので悪いところに焦点をあてていたら気が滅入ってしまいます。
良いところを思い返して寝るようにすれば、ストレスが減って、よく眠れて、自信もつくので継続的に「自分が思う行動」をとることができるようになります。
理想を求めすぎるとキリがありません。孤独と忍耐の日々に、合格点を出してあげれるのは「自分だけ」ということを、どうか、わすれないで!
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