トラックボールの滑りが悪い?原因と対策、そして高スペック機種が最強な理由【体験談】

トラックボールを使ってるけど滑りが悪い

トラックボールを長く使っていると
「なんかボールの滑りが悪くなった?」
と感じる瞬間があります。

一一カーソルが引っかかるような感覚一一
一一思った位置に止まらない操作感一一
最初は小さな違和感でも、毎日の作業で積み重なると意外とストレスになります。

僕自身も、ロジクールのM575などいくつかのトラックボールを使ってきて、まさにその「滑りの悪化」に悩まされたことがあります。
しかし最終的にMX ERGOを買ってずっと使い続けているときに

「あれ、掃除しなくてもずっと快適じゃね?」

ということに気づきました。
そんな経験から、トラックボールの滑りが悪くなる件への原因とお対処方法について徹底的にまとめました。

この記事の内容

  • トラックボールの滑りが悪くなる原因

  • メンテナンスでの改善方法

  • ボール単体を交換するのものひとつの選択肢

  • 高スペックモデルならばすべてが解決するし、さらに快適

 

 

「この記事の結論」

トラックボールはやはり滑りと操作性が命。
定期的に掃除やボール交換でも対処できますが、高スペックモデルですべて解決します。

どうせトラックボールを使うならMX ERGOにしとけば問題ありません。

優等生トラックボール MX ERGO

トラックボールの滑りが悪くなる原因

トラックボールマウスを長く使い続けていると

「なんか、球の滑り(転がり感)がすこし悪くなってない?」

と感じることがあります。

トラックボールマウスの「滑り」は、実はかなり繊細です。
内部構造を見てみると、ボールは3つの小さな軸(ベアリング)で支えられ、センサーが動きを読み取っています。

この構造があるがゆえに、ちょっとした汚れでも動作が鈍くなります。

主な原因はこの3つ

  1. 手垢や皮脂の蓄積
    → 指先からの油分や汗が酸化して膜になり、摩擦を生みます。

  2. ホコリやゴミの付着
    → 静電気で細かいホコリがボール表面や軸部分に吸着。

  3. ボール表面の微細な傷
    → 長く使ううちに細かいキズがつき、転がりがザラつく。

この3つが複合的に起こることで、最初のスルスル感がどんどん失われていきます。

特に夏場など湿度が高い時期は皮脂が酸化しやすく、滑りが悪くなるスピードも速いです。

ボールやセンサーの表面が汚れちゃう、傷ついちゃうってことですね。

滑りが悪くなったときのメンテナンス方法

滑りが悪くなったら、まずは掃除をしてみましょう。
正直、これだけでかなり復活してくれます。

手順は簡単。ボールを外して拭くだけ

説明するまでもないですが、表面が汚れているので表面をきれいにするために拭くのみです。

  1. ボールを外す
     裏から軽く押すだけで外れます。

  2. ボール表面を拭く
     マイクロファイバークロスやメガネ拭きがベスト。
     ティッシュだと細かい繊維が残ることがあるので注意。

  3. 軸(ベアリング)を掃除する
     綿棒で軽くホコリを取り除き、必要なら無水エタノールを少しだけ。

  4. 完全に乾かす
     アルコールが残っていると、再び汚れを引き寄せやすくなります。

 

💡 ポイント

  • シリコンスプレーなどの潤滑剤は使わない方が無難です。
    → 一瞬は滑らかになりますが、ホコリを余計に吸着して逆効果になります。

  • 掃除の頻度は2〜3週間に1回くらいが理想。
    自宅やオフィスなどで毎日使う人は、月1回のメンテでもOK。

掃除だけでかなり改善しますが、それでもガサつきが残る場合は、ボール自体が傷んでいる可能性があります。

掃除しても違和感が残る場合は、ボール自体が傷んでいる可能性が高いです。

ボール単体を交換するのもアリ

トラックボールのボール部分は、実は単品で買い替え可能です。

サイズさえ合えば、メーカーが違っても基本的には問題なく動作します。
(例:M575 → 34mm、MX ERGO → 34mm)

素材別の特徴

トラックボールは材質によって、ちょっと特徴があります。

素材 特徴
標準プラスチック 最も一般的。コスパ良いが傷がつきやすい
ガラスボール ツルツル感が強く、軽く滑る。高級感あり
メタルボール 重量感があり、慣性でスムーズに動く

僕も以前、M575にガラス製の交換ボールを入れてみたところ、「新品のとき以上に滑る!」と感動しました。
見た目も美しく、好みの色を選べるのでカスタマイズ性も高いです。

表面に細かなキズが入ってしまった場合、ボールを交換するだけで劇的に改善することも多いです。

今の機種が気に入っているなら、ボールだけ買えばいいので、コスパもよくて気分転換になるので結構おすすめです。

 

高スペックモデルなら、すべてが解決する

ここまで「掃除」「ボール交換」などの話をしてきましたが、結論を言ってしまうと――
「いいトラックボールを使えば、すべて解決する」ということ

ボールの滑り、構造、本体の造り。
あらゆる面で、やはり上位機種がが上です。

今回は、実際に家にある「M575」と「MX ERGO」を例に、わかりやすく比較していきます。

MX ERGO(左)   M575(右)


ボールの表面材質が”良い” ”つるつる”

使ってみてまず感じるのは、上位機種の方が滑りが長持ちするということ。

それぞれのボールの違いはこんな感じです。

比較項目 M575 MX ERGO
ボール表面 つるりとした仕上げ より均一で滑らか
材質 樹脂(同一素材) 樹脂(同一素材)
重さ 約38g 約38g
操作感 やや軽め、抵抗感あり するする動く、滑らか
比較写真 [M575ボールの写真] [MX ERGOボールの写真]

ボール表面のつるつる感ですが、ボールを並べてみても全然わからないのですが、実際にボールを入れ替えて試してみると、その違いを実感することができます。


ボール部分を入れ替えてみた!!↑

入れ替えてみた使用感は以下の通り。

M575×ERGOのボール → 少し滑らかになった?→ ボールが滑らか
MXERGO×M575のボール→ 少しざらつく感じだけど、快適 → 構造が優秀

やはりMX ERGOのほうが滑らか。
さらには、ボール単体だけではなく、MX ERGOの支持構造がよいことも予想されます。


そもそもの操作性が高い

上位機種は、単純に操作性が高い理由がいくつかあります。

まずボール支持構造。
MX ERGOは、ボールをよりがっちりホールドするよう設計されています。
そしてぱっと見では同じように見えるボールの支持についても、材質が違く
センサーの精度もやはりMXERGOのほうが上です。

比較項目 M575 MX ERGO
ボール支持構造 3点支持(プラ製) 高精度3点支持(安定感あり)
センサー精度 標準(1,000dpi前後) 高精度(最大2,048dpi)
操作感 十分良好 より細かい動きも正確
比較写真 [M575支持部の写真] [MX ERGO支持部の写真]

細かな違いに見えますが、実際にカーソルを動かすと差は歴然。
MX ERGOは狙った場所でピタッと止まる精度があります。

ボールを取り出すときにも感じますが、MX ERGOのほうがガチガチにホールドされていることがわかります。

カスタム機能が「良い」

そして、上位モデルの真骨頂。
MX ERGOは金属プレートによる角度調節カスタムボタンを備えています。

比較項目 M575 MX ERGO
角度調整機能 なし あり(0° / 20°切替)
ボタン数 5ボタン 8ボタン+角度調整プレート
カスタム割り当て 最小限 Logicool Options+で自由自在
比較写真

実は個人的に、このカスタムボタンの割り当て機能が、作業効率を大きく変えるポイントだとおもっております。

例えば以下のようなボタン割り当てができます

  • エンターキー

  • Delete

  • Backspace

このあたりの、”キーボードの右側に配置されている、使用頻度が高い主要キー”をカスタムボタンに登録しておくと、
「カーソル操作 → キーボード → カーソルへ戻る」という地味な往復が激減します。

頻度の高いエンター操作をカスタムで割り当てするだけで、右腕の移動がどれだけ減るか――
使ってみれば、その快適さに驚くはずです。


まとめ:高スペックモデルは”快適さ” “疲れにくさ”に直結する

高スペックモデルのMX ERGOは、操作性・構造・機能、すべてが上位。
とくに長時間作業する人や、トラックボールに慣れてきた人ほど、その差を強く感じます。

トラックボール愛好家のひろゆき氏も
「ME ERGO 以外に選択肢がないんすよねww」とコメントしてました。

一度使うと戻れない――。
MX ERGOは、まさにそういう存在です。

💡 ちょこっとメモ

ME ERGOばっかりほめてしまいましたが、M575も軽くて持ち運び簡単でコスパもいいので、よく持ち運んで重いのが嫌だったり、サクッと使える方がいい人にはM575も全然おすすめです。

M575は軽量設計で指馴染み重視

M575のボール部分も同様の3点支持構造ですが、素材はプラスチック。
本体全体が軽く、持ち運びやデスク上での取り回しやすさを重視しています。
センサーは省電力タイプで、動作感は軽め。
「手軽にトラックボールを使いたい人」向けの設計です。

私は人差しモデルを推し続けてますが、親指モデルの最高級機種であるMXエルゴを使い始めてからはこちらがメイン機になりました

トラックボールを快適に使うためのちょっとしたコツ

最後に、滑りを長持ちさせるための環境づくりをいくつか紹介します。

  • デスク環境を清潔に保つ
     ホコリが少なければ、当然ボールへの付着も減ります。

  • 使わないときはカバーをかける
     MX ERGOサイズなら100均の布巾でOK。

  • 湿度の高い時期は定期拭き
     皮脂汚れがつきやすい時期だけ軽く乾拭き。

  • 手を洗ってから操作する
     皮脂の酸化を防ぐだけでも寿命が伸びます。


まとめ:掃除も大事。でも最初から“滑らか”を選ぶのが一番

トラックボールの滑りが悪くなる原因は、
「汚れ」「傷」「構造」のどれか、あるいはその全部です。

掃除やボール交換で改善できる場合もありますが、
本質的には「高精度な構造のモデルを選ぶこと」が最大の解決策です。

MX ERGOはその点で、構造・素材・角度のすべてが完成されています。
僕自身、他のトラックボールに戻る気がまったく起きなくなりました。


✅ この記事の結論

  • トラックボールの滑りは命。

  • 掃除・メンテである程度改善できるが、限界もある。

  • ボール単体の交換は効果的。

  • MX ERGOなら、そもそも滑りが悪くならないし、日々の快適操作も最高

 

「掃除の手間から解放されたい」「操作のストレスをゼロにしたい」
そんな方には、MX ERGOを強くおすすめします。


トラックボールの世界は一度ハマると奥深いですが、
快適な滑りを手に入れれば、もう普通のマウスには戻れません。


優等生トラックボール MX ERGO

あなたもぜひ、“滑らかさの沼”へ。

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