デスクワークで結構肩こりが酷い、
トラックボールが肩こり解消に良いって聞いたけど本当?
トラックボールの何がそんなに良いの?
肩こり解消におすすめのトラックボールを教えて。
結論。トラックボールは肩こり解消に効果的です。
この記事の内容
- そもそもマウスで肩こりしてしまう理由を考えてみる
- トラックボールが肩こり解消になる理屈
- 肩こり解消におすすめのトラックボール3選
- 【番外編】肩こりはトータルの作業環境で見直そう
マウスで過酷な作業を繰り返し、肩こりや手の疲れに悩んでいた僕が、トラックボールに切り替えて、劇的な改善を果たした経験をもとに解説します。
肩こりや腕の疲れの解消だけでなく、作業性も向上します。
トラックボールで肩こりが解消できる理屈
マウス操作で肩こりしてしまう理由は次の2つにあります。
- 腕を常に微妙に持ち上げる必要があるから
- そして、繰り返しガスガスする必要があるから
トラックボールは、この2つの肩こりの原因の対策になります。
腕を常に微妙に持ち上げる必要がなくなる
トラックボールであれば、常にトラックボールの上に腕全体の体重を乗せることができるので、肩への負担が減って、肩こり解消に繋がります。
マウスを動かすためにはマウスを動かすための腕も一緒に動かす必要があるので
肩から先の腕全体をすこーしだけ持ち上げ続けている状態になります。
この微妙にずーっと持ち上げ続けている力加減が、肩が疲れてしまう原因のひとつです。
足を伸ばしてたったままならなんの苦もないですが、常に少ししゃがんだ状態をキープし続けるのはつらいのと似た感覚でしょうか。
腕の重さなんて感じることはないかもしれませんが長時間同じ体勢で腕の重さを支え続けていれば自ずと疲労は蓄積されます。
トラックボールの上に常に腕を置いたままであれば、腕の重さを支える必要がなくなり肩こり解消されます。
繰り返し、ガスガスする必要があるから
トラックボールであれば、指先でボールをコロコロするだけでポインタをどこまでも動かすことができるので、「繰り返し、ガスガス」をなくすことができ、腕の負担を軽減することができます。
マウスでポインタを動かすときの動作を思い出してください。
ポインタを遠くまで運ぶためには机のスペースが足りなくなるので
マウスを持ち上げて、もとに位置に戻してまた動かして、とマウスを繰り返しガスガスしているはずです。
このマウスを繰り返しガスガスする操作で、更に肩や腕に負担がかかって、消耗し、肩こりに繋がります。
マウスは大した重さではありませんが、デスクワーク中に持ち上げるものはマウスだけです。
トラックボールであれば本体を持ち上げる必要がないので、デスクワーク中に持ち上げるものがなくなります。
肩こり解消におすすめのトラックボールを紹介
正直なところ、トラックボールに変えることで
- 腕を微妙に持ち上げる必要がなくなり
- 繰り返しガスガスする必要もなくなる
といったメインの目的が達成されるので、正直、デザイン的な直感や、そこそこ人気なモデルを選んでおけば、基本的にトラックボールのメリットを実感することができますが
なかでも肩こり解消にオススメのトラックボールをおすすめの3機種を紹介します。
ERECOM DEFTRO【筆者が愛する最強のトラックボール】
第一位は管理人が愛用する、「エレコム DEFTPRO」。
ELECOM 公式ページより
DEFT PROの特徴はズバリ
- 大玉ボールで圧倒的なポインタ操作性
- 多機能ボタンが満載で自由にカスタム可能(8ボタン)
- 手がとっても載せやすいフォルム
- コスパが良い
- 人差し指タイプ
個人的には、せっかくトラックボールするなら思い切って人差し指タイプにすることをオススメしています。
使い勝手の良さを実感でいる機能が満載の一品です。
ELECOM M-DT1DRBK【コンパクトな人差し指タイプ】
DEFTPROよりも少し小柄な「M-DT1DRBK」もオススメです。
- 人差し指タイプ
- 多機能ボタンが満載
- コンパクトなボディ
という点で、先程紹介した「DEFTPRO」とほぼ同等の機能を有しながらもよりも比較的安価でゲットできる「M-DT1DRBK」もおすすめできる一品です。
一番の違いはサイズと、ボールサイズの違いです。
- サイズが大きいと手を乗せるときの安定感がアップし
- ボールサイズが大きい方がポインタの操作性がアップします。
頻繁に持ち運びしたり、あまり目立たないものでとりあえず手軽に始めて見たいのならば「M-DT1DRBK」のほうがオススメになります。
ロジクール 「MX ELGO」 【角度調整機能付きのエルゴノミクスデザイン】
肩や腕の負担を軽減してくれる点で言えば、ロジクール の「MX ELGO」がオススメです。
角度の調整ができるので、自然な角度で腕を置くことができます。
腕の疲れのことを真剣に考えてくれています。
少し多機能ボタンは多くはないですが、ブラウザの「戻る」「進む」ボタンが配置されていて、この2つのボタンだけでも快適さは格段にアップします。
【番外編】デスクワークの肩こり解消におすすめの対策3選(総合力で攻める】
デスクワークから発生する肩こり・首の痛み、腕の疲れ等を全面的に解消するには、トラックボールだけでなく、次の3つを心がけることが大事です。
①視線を上げる(特にノートパソコンユーザー)
特にノートパソコンをつかっている人がおおいですが、ノートパソコンを机の上に置いて使っていると、常に縮こまって前かがみの状態で過ごすことが多くなります。
画面もキーボードも下に集約されているので、姿勢が悪くならないように意識していても、気がつけば、前かがみになってしまうものです。
ノートパソコン用のスタンド等を活用して、パソコンに角度をつけて、前かがみになりにくいように気をつけましょう。
私は自宅で記事を執筆するときは、ノートパソコンの下(両サイド)に消しゴム2段を挟んで角度をつけています。
この程度の角度でも、パソコン本体に角度がつくので、作業性はとても向上します。
②キーボードを外付け&ちょっと良いやつにする
ノートPCスタンドをつけるついでに、キーボードを外付けして、ちょっとだけ良いやつにしてみましょう。
5000円程度のキーボードでも外付けにするだけで、打感が良くなったり、画面との距離もいい感じに調整できるようになったりとデスクワーク環境が劇的に改善されます。
③凝り固まらないように定期的に動く、動かす
何よりも大事なのは、凝り固まらないように、定期的に体を動かすことです。
どんなに快適な作業環境を作り上げていても、ずっと同じ姿勢で集中して作業をやり続ければ、どこかしらが凝り固まってしまうもの。30分に一度くらいは席を立って、少し歩いたり・体を伸ばしたりして、一定の姿勢を解除しましょう。
そして、常に同じ配置でいつも作業してしまわないように、気分転換も兼ねて定期的にちょっとだけでもいいので配置換えをするのもコツです。
- いつもノートパソコン単体で仕事をしているひとは、外付けのキーボードを使ってみる
- マウスしか使わない人は、トラックボールやトラックパッドを使ってみる
- トラックボールに飽きてきたら、久々にマウスを使ってみたりする
作業環境を少しだけ変えて見るだけで、自ずと作業姿勢が変わりますし、気分転換にもなります。
そして、いつも使っているツールの使いやすさや、意外な使いづらさみたいなものに気づいたりするきっかけになったりもします。
【関連記事】
ノートパソコンユーザーのデスクワーク環境を改善するには「キーボードを外付けするといい」ということを真面目に解説した記事です。
まとめ
トラックボールは肩こりを解消し快適なデスクワークライフへ近づけてくれるアイテムです。
トラックボールにすることで
- 腕を置いたままでよくなるし
- マウスを持ち上げる重労働もなくなるので
- 結果的に、デスクワークにおける腕の負担が激減します。
ぜひ、トラックボールデビューでデスクワークでの肩こりや体の負担を軽減して、軽快で楽しい毎日を過ごしてください。
トラックボーラーに栄光あれ!
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