トラックボールマウスが気になるけど使いやすいの?
そもそもトラックボールって何なの?
本当に使いやすいの?カッコつけてるだけなの?
トラックボールマウスを使う人は口を揃えて「もう、マウスにはもどれないね!」というくらいに最高に使いやすいポインティングデバイスです。
トラックボールの存在が気になるあなたに、トラックボールとはそもそも何なのか、そしてそのメリット・デメリットについて実際に5年間、トラックボールを使用してきた僕が徹底解説します。
この記事の内容
- トラックボールマウスとは?
- トラックボールマウスの種類は?
- トラックボールマウスの魅力、メリットを紹介
- トラックボールマウスのデメリット
- 結局、トラックボールマウスは最高で最強のツール
私はメインで人差し指タイプ(写真左)、親指タイプ(写真右)を使い分けています。(もはやちょっとした趣味となっているトラックボーラーです。)
トラックボールは正直、一度使い始めるともう普通のマウスに戻れなくなるほどめちゃくちゃ快適すぎるアイテムです。(大事なことなので何度も言います。)
デスクワークをする人はみんなトラックボールを使えばいいのにと思っっているほどにトラックボールを愛する僕が、トラックボールについて徹底解説していきます。
トラックボールマウスとは?
トラックボール(トラックボールマウス)は、コンピュータの操作に用いるポインティングデバイスの一種です。
ポインティングデバイスとして最も一般的な「マウス」は、本体の動きに合わせてカーソルが連動して移動するものがほとんどですが、トラックボールは本体にはめ込まれているボールをコロコロと回転させてカーソル等を操作します。
カーソルの移動に玉をコロコロ転がし、クリック操作はマウスと同じような操作でポチッとします。
ちなみに正式名称は「トラックボール」であり「トラックボールマウス」ではありません。マウスとは全く異なるものです。
ひろゆき氏がyoutubeの配信とかでおすすめ・紹介しているのを見かけたことがある人もいるでしょう。
トラックボールマウスの種類は?
トラックボールは、ボールの位置や形状など、いくつかの種類があります。
よく見るものから順に解説していきます。
親指タイプ
親指でボールをコロコロするタイプのものです。
クリック操作がマウスと一緒になり、マウスから切り替えるときに違和感が少なく、使っている人が多いタイプです。
親指タイプのデメリットとして「ずっとコロコロし続けていると指が疲れる」といった意見もあります。
人差し指タイプ
人指し指(ときには中指も)でボールをコロコロします。
左クリックやホイールボタンの操作が親指で、右クリックは中指や薬指で行います。
親指の次に主流のタイプですが、マウスからの切り替えるときは、クリック位置が全く違うので多少の慣れが必要です。
私が愛用しているトラックボールはこのタイプです。
慣れてしまえば圧倒的に操作性が高く、指が疲れることもないので、私はこのタイプのDEFT PROを激しくオススメしています。
手のひらタイプ
大きなボールが中央にあり、指の腹から手のひら全体で操作します。
もはやマウスの形状をしておらず、宇宙船の操縦桿かなにかといった見た目をしてるので、慣れるのに時間がかかるかもしれません。
正直なところ、このタイプをつかったことはないし、使っている人にであったこともありません。
空中タイプ(銃タイプ)
とっても特殊なのが空中タイプです。
銃のように手に持った状態で使えるので、どんな体勢でも操作することができます。
マウスを置くことができない環境や、寝転がったまま遠隔で画面操作を行いたい場合などに向いています。
大きなモニターを、リモコンみたいな感覚で操作したいときに重宝しそうですね(つかったことないですが)
トラックボールマウスの魅力、メリットを紹介
トラックボールの魅力・メリットを紹介して行きます。
- 手が圧倒的に疲れにくい(腱鞘炎対策になる)
- 省スペースで使える・マウスパッドが不要
- 作業効率化があがる
手が圧倒的に疲れにくい(腱鞘炎対策になる)
マウスと比較して、手が圧倒的に疲れにくいのがトラックボールの最大のメリットです。
マウスならポインタを動かす際に、腕(または手首から先)をまるごと動かす必要があるので、基本的に方から先を持ち上げる必要がありますが、トラックボールの場合、動かすのは基本的に指から先だけでいいです。
実際に使ってみるとわかりますが、トラックボールを使うと、肘掛けみたいな感じで、トラックボールの上に完全に手を置いてしまうことができます。
手首を酷使しなくて済むことはそのまま腱鞘炎対策になります。マウスで手首を酷使して、手首を痛めている・腱鞘炎になりそうな感覚がある人にも、トラックボールは手や腕全体への負担を大きく低減してくれるのでオススメです。
省スペースで使える・マウスパッドが不要
トラックボール本体を置くスペースさえあればいいので、省スペースでつかえるのが魅力です。
きれいな面である必要もないので、マウスパッドも不要です。極端な話、書類の上や太ももの上に置いて操作することだって可能です。
仕事効率アップ
操作になれてくると、ポインタを動かす速度がとても早くなるので、仕事の効率が格段にアップします。
画面の端までポインタを動かしたい場合、持ち上げてスライドという作業(スッタン、スーッタンてきな作業)をやる必要がありますが、トラックボールならボールをコロコロシャーッっと転がして、一気に画面の端までポインタを動かすことができるようになります。
小さな違いに感じるかもしれませんが、結構大きな違いです。
また、トラックボールには多機能ボタンが多く配置されているものが多くボタンの割当を自分好みにカスタマイズも可能なので、自分好みにカスタマイズすることで、作業効率を格段にアップさせることができます。
私が愛用しているエレコムの「DEFT PRO」は8ボタン式で専用のソフトをダウンロードすることで自分好みにショートカットキーの割当ができ、仕事の性質に合わせて設定をいくつか保存できるのでとても重宝しています。
トラックボールマウスのデメリット
トラックボールはとても便利ですが、いくつかのデメリットも存在します。操作タイプによっても若干違いますので、自分の用途に合わせてデメリットをしっかりイメージしてみてください。
トラックボールを愛している僕にはデメリットは正直あまり感じられませんが、強いてデメリットを挙げるならこんな感じです。
- 持ち運びが大変(少しだけ)
- 価格がそこそこする
- 掃除が必要
- 慣れが必要
- マウスに戻れない
- 他の人にパソコン操作されるときに戸惑われるに
順番に説明します。
持ち運びが大変(少しだけ)
トラックボールは一般的に普通のマウスよりも大きく・重いものが多いため、頻繁に持ち運ぶ際には多少の荷物になってしまいます。
基本的にはメインデスク固定のツールとして検討しましょう。
ちなみに私は自宅用と職場用に2つのトラックボールを使い分けています。
価格がそこそこする
トラックボールは便利な反面、マウスと比べて高価なものが多いです。
マウスなら1000円くらいだせば、選択肢は結構ありますが、トラックボールは一番安いものでも3000〜4000円くらいします。
エレコム トラックボールマウス 人差し指 8ボタン チルト機能 有線 ブラック M-DT1URBK
(amazon.co.jp)
お店にもおいてあることは少ないので、アマゾンのタイムセールのときなどに買っちゃうのがオススメです。
定期的なメンテナンスが必要
トラックボールの玉の部分の動きを読み取るセンサーを掃除する必要があり、そんなに大変ではないですが、マウスではメンテナンスすることもないので、デメリットの一つとして挙げられます。
数ヶ月に1度、数分で終わるのでそんなに苦痛に感じることはありません。
慣れが必要
トラックボールに乗り換えようとするときに、一番気になってくるのが「使いこなせるか?」だと思いますが、ある程度の「慣れ」は必要になります。
正直なところ、使ってれば慣れます
タイプや個人差にもよりますが、ある程度使ってれば、慣れます。大丈夫です。
ひろゆき氏もこの点については解説をしていましたが
私も妻や友人に使ってもらってみて、最初は
「えーー!?なにこれ?え!?転がすの?」
みたいな反応ですが、1時間くらい使ってみると
「・・・ああ、なるほどね!結構快適じゃん!」
みたいな感じでした。
キーボードのブラインドタッチよりもハードルは断然低いです。
マウスに戻れない
トラックボールが大好きな僕が思いつく最後の欠点は「もう、マウスには戻れない」ということです。
トラックボールでの快適な操作に慣れきってしまった手で、マウスを使ってみようとすると大きな違和感を感じるようになります。
具体的な感想としては
「なんでポインタを動かすためにマウスを持ち上げなければいけないんだ」
「なんか、手首の角度、きつくない?」
「ポインタの移動速度、やけに遅くない?」
といった感じです。
正直、普通にマウスを使うくらいであれば、ノートパソコンに付いているトラックパッドを使ったほうがジェスチャー機能がついていて操作性が高くて、手を動かす範囲も狭いのでよほど効率的だと個人的には思います。
マウスが全く使えなくなるようになるわけではないので、特に大きな問題ではないですが、普通のマウスを使って作業をする機会が頻繁にある人にとっては、デメリットの一つになるでしょう。
他の人にパソコン操作されるときに戸惑われる
トラックボールの操作はマウスを使っているひとからすれば特殊な操作なため、仮に別の人に自分のパソコンをあれこれ操作して、指導してもらうような状況のときに
え?なにこれ?どうすればええん?
いった感じになってしまいます。
仕事の特性上、誰かにパソコンを操作してもらうケースが頻繁にある場合は「常に横にマウスを置いておく」といった配慮でこの状況を回避しましょう。
結局、トラックボールマウスは最高で最強です。
慣れが必要だったり、マウスよりちょっと大きかったり、値段がしたりすることもありますが、結局の所、腕の負担を軽減しながら仕事の効率も上げてくれる最高で最強のツールです。
デスクワークでの肩こりや腕の疲れを感じているひとは是非試してみてください。
私がおすすめするのは人差し指タイプでボタンがいっぱいついているエレコムのDEFTPROです。
人差し指タイプのメリットについてはこちらの記事で熱く解説しておりますので、気になる方はぜひ読んでみてください。
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