トラックボールマウスが気になるけど、買って後悔しないかな?
後悔しないためにはどんなことに気をつければいいの?
「慣れるまで使い込む」ことと、「機種・タイプ」をしっかり選ぶことで、トラックボールで後悔することはなくなります。
この記事の内容
- トラックボールを買って後悔するパターン
- トラックボールで後悔しないための選び方
- トラックボールの強みを最大限に活かせる!最強オススメのトラックボール
自宅では親指タイプトラックボーラー(たまにタッチパッド)、職場では人差し指タイプトラックボーラーの僕が徹底解説します。
トラックボールをしっかり使いこなすことができれば、デスクワークライフを快適にしてくれること間違い無しです。
トラックボールを買って後悔するパターン5選
まずはトラックボールを買って後悔するパターンについて考えてみましょう。
トラックボールにしてみたけど、使いにくかったりで結局マウスに戻ってしまうのは、次のようなパターンです。
指がめっちゃ疲れる
トラックボール最大の特徴は、マウスのように本体をガスガス動かさなくてよくなることですが、その代わりに指でボールを転がしまくるわけです。
指を酷使した結果、指がめっちゃ疲れたり、付け根が痛くなったりして後悔するパターンは発生しがちです。
細かい作業がやりにくい
次によくあるパターンは、細かい操作や作業がやりにくいというパターンです。
コレはトラックボールの操作にあまり慣れていないときに起こりがちな問題ですが
細かい箇所を選択したり、何かしらの図形を描くような細かい作業のときに
トラックボールだと、なんかやりにくい
と感じて、普段から使い慣れているマウスに戻してしまって、結果的にトラックボールを使わなくなるパターンです。
持ち運びしにくい
トラックボールはマウスよりもサイズが大きく、マウスに比べると重いものが多いので、頻繁に持ち運びする場合はちょっと面倒くさくて後悔するかもしれません。
重いとはいえ、普通のサイズのものであれば手に持って運べるレベルではありますので、頻繁に作業場所を変えてデスクワークをするような人でなければ特に問題にはならないレベルだとは思います。
ちょっと目立つ
トラックボールはかっこいいですが、正直、目立ちます。
パッと見た感じ、1つ目のダンゴムシ(風の谷のナウシカのオーブ)みたいに見えないこともないです。
周囲の人から「え?なにそれ?」みたいな反応を毎度のようにされるのが嫌な性格の人は、トラックボールを買ったことを後悔するかもしれません。
しかし、これも、慣れれば解決します。
玉の転がりが悪くなる
メンテナンスを全くしないと玉の転がりが若干悪くなることがあります、メンテナンスは玉をカポッと外して、ボールの動きを読み取るセンサー部分を爪楊枝とティッシュで拭き取る程度ですが
メンテナンスなんてめんどくせえ!一切したくないわ!!
という感覚ならば、トラックボールは避けたほうがいいかもしれません。
私の場合3ヶ月に一回くらい、玉の転がりが悪くなったと感じたときに2〜3分でメンテナンスが完結するくらいなので特に重荷になることはないです。
トラックボールで後悔しないためのアドバイス
トラックボールで後悔しないためのアドバイスとしては「慣れること」が一番大事ですが、操作性が高くて、疲れにくいタイプ」を選ぶことも大事です。
とにかく慣れること
元も子もないアドバイスですが、トラックボールで後悔している人の大半は「慣れること」で解決します。
トラックボールで後悔するパターンとして、一番致命的で代表となる2つは
- 指がめっちゃ疲れる
- 細かい作業がしにくい
ですが、結論、多くの場合は「操作になれてない」ことが原因であることがほとんどです。
結局のところ「指がめっちゃ疲れる」原因は
今まで腕や手首が担当していたポインタの移動操作を、すべて指でやるようになり、指でボールを転がしつづけるという不慣れな動作をゴリゴリやり続けるからです。
いままでつかってなかった筋肉や関節を酷使すれば、当然、疲れてしまいます。
しかし、これは1ヶ月位本気で使い続ければ、体も慣れてきますし、ボールの転がし方のコツみたいなものもわかってきて、指の違和感的なやつを感じなくなる時が来ます。
「細かい作業がしにくい」という点は、トラックボールのデメリットとして良く指摘されていますが、これも結論から言えば操作に慣れてないだけです。
慣れればマウスと同じような感覚で細かい操作も問題なくやれるようになります。
聞き手ではない指で字を書いたりお箸が使いにくいのと同じ理屈です。
トラックボールを使うための機能を普段つかってないから、マウスよりも細かい操作がしにくいと感じるだけです。
トラックボールになれた私の感覚としては、マウスで細かい操作をやること自体がちょっと抵抗があるくらいです。
操作性が高くて疲れにくいモノを選ぶこと
トラックボールで後悔しないためには、トラックボールの強みを活かせるような「使いやすくて操作性がたかいもの」であると同時に「指がつかれにくいもの」を選ぶことが大事になってきます。
使いやすいて、使いやすいトラックボールのポイントを3つ並べると
- 玉の転がしやすさ
- 多機能ボタンがいっぱい
- 疲れにくい指(人差し指)をつかうこと
こんな感じになってきます。
順番に解説して行きます。
玉の転がしやすさ
トラックボールの特徴はなんと言ってもボールを転がしてポインタを動かすこと。となれば、トラックボールは「玉の転がしやすさで操作性が決まる」と言っても過言ではないでしょう。
ポインタの操作性には玉の大きさが大きく影響しますが、一般的には玉が大きくなるほど、ポインタを動かすときの安定感・操作性が高くなります。
玉の大きさは大きく分けて次の3種類に分類されます。
- 小玉:直径30mm~40mm
- 中玉:直径40mm~50mm
- 大玉:直径50mm~60mm
大きければ大きいほど、ポインタの操作性は上がりますが、「大玉タイプ」となると、手のひらタイプやら特殊なタイプに絞られてくるので、実際には「中玉くらいから」がオススメです。
せっかくトラックボールを使うなら、とりあえずは中玉以上の大きさのもの選んで、操作性の高さを実感してもらいたいところです。
ボタンがいっぱいついている
ボタンがいっぱいついていることもトラックボールに操作性を求める上ではとても大事なことになってきます。
マウスよりも少し高価なトラックボールにわざわざ乗り換えるのであれば、ボタンがいっぱいついていて、すぐに仕事の効率化が狙えるタイプを選びましょう。
幸い、トラックボールにはボタンがたくさん配置されている機種が結構あります。
快適に玉をコロコロしながら、ボタンに割り当てたショートカットでカチカチすれば、疲れ知らずで後悔することはないはずです。
マウスやトラックボールで多機能ボタンがついているときにオススメの割当設定
疲れにくい人差し指を使うこと
快適な操作性を求めたり、指の疲れや腱鞘炎をを避けたい方には、人差し指タイプのトラックボールを強くおすすめしています。
なぜなら、人差しは
「長くて疲れにくい」し「人間の特性的にポインタの移動に向いている」からです。
まず一つ目
「人差し指は長くて、親指に比べて圧倒的に疲れにくい」です。
トラックボールで主流かつ人気なのは親指タイプですが、親指と比べて人差し指はとても長いです。短い指でボールを一日中コロコロするよりも、長い指でコロコロしたほうが指への負荷が少なくて疲れにくいのは当然です。
また人差し指タイプであれば、疲れた時や微調整が必要なときなど、中指や薬指を添えたり、中指だけでコロコロしたりすることもできて、より快適に疲れ知らずという側面も持っています。
2つ目に、人差し指でのポインタは「人間の特性に向いている」と考えることもできます。
私達は赤ん坊のころから何かを指差したりするときには、人差し指をつかって指差しをしてきたはずです。
パソコンの画面の中であってもなにか操作の対象をポインタで選ぶ作業は「なにかを指差ししている動作」と同じと考えても不自然ではないでしょう。
本能的にモノ指し示す動作につかってきた人差し指をポインタ移動に使うことで、直感的にスムーズにポインタを動かすことができます。
あまり多く語られていませんが、この本能にあった人差し指で直感的にポインタを動かすことができるという特徴が、人差し指タイプの操作性が高い真の理由ではないないかと僕は勝手に思っています。(笑)
トラックボールの強みを最大限に活かせる!最強オススメのトラックボール
そんなわけで、ここでは、操作性が高くて指や手が疲れにくく、後悔する可能性がもっとも低いトラックボールを紹介します。
私がおすすめする最強のトラックボールは私が常日頃愛用しているエレコムの人差し指タイプのトラックボール「DEFT PRO」になります。
このトラックボールの特徴は
- 多機能ボタン搭載で、ショートカット割当でスイスイ操作
- 大玉ホイールで快適にコロコロ
- 人差し指タイプで疲れ知らず
といった感じで、トラックボールとして最強のスペックを有したトラックボールです。
価格もスペックの割には手頃に感じて、とてもコスパが良いです。
順番にもう少し解説していきます。
多機能ボタン(8ボタン)搭載、ショートカット割当でスイスイ操作
DEFTPROトラックボールには8つのボタンが搭載されていて、専用のアプリをインストールして好きなボタンにショートカットを割り当てることができます。
例えば「ctrl+c」の2つのキー操作をひとつのボタンに割り当てる。みたいなことも可能なので、よく使うキー操作を登録しておけば、キーボードとマウス(トラックボール)間の手の移動がメチャクチャ減ります。
僕の場合、右手でよく使う「Delete」「Backspace」「Enter」などを登録しておいて、マウスとキーボード間の手の往復回数を少なくなるようにしています。
操作性の高い赤いホイールで快適にコロコロ
DEFTPROトラックボールは44mmの中玉ホイールを採用していて、ポインタの移動操作が快適で安定感が高いです。
トラックボールを初めて使う方、ゲームやデザインなどで繊細なカーソルの動きが多い方には、ボールが大きめのタイプがおすすめです。
転がし具合も非常になめらかで、引っかかる感じは全くありません。
人差し指タイプでとにかく疲れ知らず
「DEFT PRO」最大の特徴は「人差し指タイプであること」です。
人差し指タイプをオススメする私としては、ここが一番大事なポイントです。
人差し指で快適に操作しながら、細かな調整や疲れたときは中指や薬指も使えて疲れ知らずだし飽きも来ません。
マウスでは暇をしている親指にも左クリックやショートカットを割り得てて、存分に活躍してもらうことができます。
私の感想では、親指にショートカットキーが割り当てられえている状態は結構使いやすいです。
人差し指タイプのトラックボールを買うときによく感じる不安として、「左クリック」と「右クリック」を押す指がガラリと変わることに対する不安もあるかもしれませんが、、慣れれば全く問題ありませんし、1〜2時間程度使っていけば、すぐに体が順応してくれるはずです。
まとめ
この記事の結論をまとめると
- せっかくトラックボールにするのなら、操作性高くて、疲れにくいものを選ぶべきだ
- 指の特性上。人差し指タイプを選んだほうが、指も疲れにくくて後々後悔しにくい。
- 人差し指タイプでオススメのトラックボールはエレコムの「DEFT PRO」
これでアナタのデスクワークライフが少しでも快適になれば嬉しいです。
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